近年、国立国会図書館の大規模デジタル化が大きな注目を集めているように、図書館はその国の知的基盤を担う重要な存在です。Code4Lib JAPAN(代表:丸山高弘)は、ウェブ技術の活用によって日本の図書館を大きく飛躍させ、知の拠点としての図書館を進化させる活動を開始します。

活動の開始にあたり、Code4Lib JAPANのビジョンと事業を広くご紹介する記念イベントを開催しますので、取材にお越しいただけますと幸いです。

Code4Lib JAPAN Lift Off
開催概要 Code4Lib JAPANは、図書館、特に公共図書館において、最新の情報技術を活用した高度な情報サービスを実現しライブラリー×ウェブの力を飛躍させるための有志による団体です。
“Code4Lib JAPAN Lift Off”では、ワークショップなど各種の研修による情報技術を活用できるライブラリアンの育成、図書館の情報サービス間の連携を図るための技術の標準化へ向けた提言など、事業内容についてのご紹介とパネル討論を予定しています。
日時 2010年8月28日(土) 14:00~16:00
場所 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
京都大学東京オフィス(JR品川駅港南口)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/tokyo-office/about/access.htm
プログラム 開場:13:30
開会:14:00
○ミニ講演「Code4Lib JAPANとは何か」(丸山高弘)
○事業説明
・運営事業(岡本 真)
・研修事業(林 賢紀)
・派遣事業(高久雅生)
・認定事業(岡本 真)
・提言事業(阪口哲男)
・質疑応答
○パネル討論:
「Code4Lib JAPANがもたらす未来
-ライブラリアンへのメッセージ」
閉会:16:00
参加費 無料(別途開催の懇親会は有料)
席数 限定60席(当日参加可、事前申込推奨)
事前申込 http://bit.ly/dBCz29
※閉会後、懇親会を開催します。参加ご希望の方は事前申込をお願いします。

1. Code4Libとは?
Code4Libは、アメリカを中心に活動する図書館関係のプログラマ、システム技術者を中心としたコミュニティです。2003年の秋にインターネット上のメーリングリストとして発足、2006年からは総会にあたるCode4Lib conferenceを毎年開催しています。2010年2月に開催されたcode4lib 2010には、アメリカに加え、日本を含め世界各地から約250名が参加しています。

2. Code4Lib JAPANとは?
Code4Lib JAPANは、Code4Libの日本における組織を目指して結成します。現在、Code4Libは、アメリカ国内の7地域で支部的な活動が行われているほか、オランダとハンガリーにおいて海外支部的な活動が続けられています。Code4Lib JAPANでは、アメリカのCode4Libメンバーと連絡をとりつつ、日本での支部的な活動の拠点となることを一つの目標としています。
Code4Libは、図書館の情報技術活用に関するエキスパートたちの集まりですが、Code4Lib JAPANでは、日本の図書館における情報技術活用の停滞という現実を踏まえ、エキスパートに限らず、一般のライブラリアンに広く門戸を開放することで図書館における情報技術活用を促進し、図書館の機能向上と利用者の図書館に対する満足度向上を目指します。また、2011年4月を目途に、NPO法人化を予定しています。

3. 今後の活動
年内に以下2回のイベントを企画しており、近日中に参加募集を開始します。
活動については、公式blog(http://d.hatena.ne.jp/josei002-10/)、twitter(@code4libjp)でもご案内いたします。
◆第1回Code4Lib JAPAN Workshop
日時:2010年9月24日(金)~2010年9月25日(土)
会場:山中湖情報創造館
◆Code4Lib JAPAN Meeting & Exhibits 2010
日時:2010年11月24日(水)10:30~12:00
会場:図書館総合展フォーラム会場

4. Code4Lib JAPANに関するお問い合わせ先
231-0011 神奈川県横浜市中区太田町2-23
横浜メディア・ビジネスセンター6F-A
アカデミック・リソース・ガイド株式会社 気付
Code4Lib JAPAN準備会事務局 (担当: 岡本)
c4libjp@gmail.com tel: 070-5467-7032

PDF: プレスリリース